外壁とバルコニーの点検・修理方法REPAIR METHOD

今すぐ簡単にできるセルフチェック!
チョーキング現象が発生したら塗り替え時期の合図です!
外壁を手で触った際に白い粉が付着する現象のことを「チョーキング現象」といいます。
※どんな色の外壁でも白色の粉が付着します
チョーキング現象が発生した場合は、そろそろ外壁の塗装について検討することをお勧めします。
この方法はご自身でも簡単に確認することが可能で、うっすらと白くなる場合はそれほど心配はいりませんが、真っ白になる場合には早目の対策が必要です。
もしチョーキング現象が発生していて心配な場合は、弊社または信頼できる塗装業者へ相談してください。
さまざまな外壁とバルコニーの点検修理
外まわりの点検・修理のポイントとして、屋根同様に重要なのが外壁やバルコニーです。特に外壁はさまざまな材質のものがあり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは素材別に点検・修理方法をご紹介しますので、是非ご自身で点検を行い悪質な修理などを促すリフォーム詐欺に注意してください。
7~8年で再塗装20~25年で張り替えの検討が必要
窯業系サイディングの外壁は、歳月とともに色あせや色落ち、汚れ、そしてカビやコケ、割れなどの不具合が生じます。
まずは目視で確認し、さらに表面を指でこすって塗料粉末が付着したら劣化が始まっている証拠です。
注意して観察を続け、さらに割れや剥がれ、膨れ、反りが生じたら補修が必要です。
そうでなくても7~8年で再塗装が、また20~25年で張り替えの検討が必要になるため、早めに弊社または塗装業者へ相談してください。
ポイント
写真のような色あせや膨れ(ふくれ)があったら注意!
定期点検と5~7年おきの打ち替えが必要
サイディング材の継ぎ目のシーリング(ゴム状充填剤)部分も時間経過とともに剥がれやひび割れ、切れ、硬化などの不具合が生じます。
定期点検と5~7年おきの打ち替えが必要です。
点検はまず目視で剥がれやヒビ、割れなどの有無を確認してください。
さらに指で押して弾力を確かめ、軽微なひび割れなら市販シーリング材で補修できますが、2カ所以上のヒビや完全に剥がれてしまった場合は弊社または塗装業者へ相談してください。
ポイント
写真のような外壁材の縦のつなぎ目部分にひび割れがあったら注意!
可能ならば3~5年おきの検討を推奨
金属系の壁材は、サビや変形、緩みや汚れなどの不具合が多く、目視点検が欠かせません。
チェックポイントは、壁面のサビや白っぽくなった汚れ、ひび割れです。
また、金属板やサイディング自体が変形していないか、接合部が緩んでいないかチェックしてください。
実際はひび割れなどが始まる前に張り替えた方が長持ちするので、可能なら3~5年おきに検討しましょう。
ポイント
写真のようなサビや色あせがあったら注意!
特に北側の壁面のカビやコケが発生している場所に要注意
モルタル壁は時間の経過とともに色あせや色落ち、汚れ、ひび割れなどが起こります。
目視確認では、特に北側の壁面のカビやコケが発生している場所に要注意です。
水分が多いので、冬場にこの水分が凍結して膨張し壁面にひび割れを起こす可能性があります。
また、塗装が剥げると下地の壁面にヒビが入りやすくなるので、この場合も注意が必要です。
ただし、髪の毛のように細い表面的なひび割れは構造体に影響しないので、それほど心配しなくても大丈夫です。
ポイント
写真のようなコケ・汚れやひび割れがあったら注意!
木製部分は蟻道の有無や色落ち鉄部分はサビが一番の注意点
バルコニーの木製部分は、蟻害や破損、腐朽、また床部の反り、沈みなどが起こります。
蟻道の有無や木部塗装の色落ち、剥がれ汚れをチェックして、蟻道はただちに専門家へ相談してください。
できれば3~5年ごとに再塗装すると良いでしょう。
塗り替えは手の届く身近な場所だけでも自分でやってみましょう。 塗りたい面汚れをよく落とし、市販の塗料を取扱説明書に従って行えば問題ありません。
一方、鉄部分はサビが一番の注意点です。
サビが広がると手すりのぐらつきにも影響するので、その前にサビた部分を塗り替えて補修しましょう。
まずサンドペーパーでサンディングを行い、さび止め塗料で下塗りし、完全に乾いたら仕上げ塗装をしてください。
ポイント
写真のような床面のひび割れや手すりのサビがあったら注意!

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